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「中国化する日本」中国語版も刊行

2013年8月17日読売新聞」ニュース

「中国化」をキーワードに日本史を捉え直し、話題となった與那覇(よなは)潤・愛知県立大准教授(日本近現代史)の著書『中国化する日本』(文芸春秋)が中国語に翻訳された。これを機に訪中した與那覇氏に、現地の反響を聞いた。  同書は、戦前の東洋史学者・内藤湖南が唱えた「宋代以降近世説」に注目。宋(960~1279年)の時代、中国では身分制を撤廃し科挙による実力主義を導入、皇帝独裁の代わりに経済・社会が徹底的に自由化されたと説明した(中国化)。一方、日本は一言でいえば「なあなあ」の社会を志向。身分制を維持し、経済・社会の流動化を好まず、分権的に現状を維持してほどほどに暮らすことを目指したと説く(江戸化)。同書では、この中国化と江戸化のせめぎ合いから日本史を描き直した。... 続きを読む

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